クラックホールド作成 ― 2014/10/18
プライベートウォール(クライミングウォール) ~自作木製ホールド~ ― 2013/05/26
ホールドは買うと高いので作ってみることにしました。
5/22(水)
2x4材を使ってホールドを作ってみました。
2x4材を使ってホールドを作ってみました。
角があって、手に痛い! → 後日修正
5/25(土)
左 第一段で作ったもの
右 第二段(今回)作ったもの 丸みをつけるようにしました。
ずいぶんと手にやさしくなりました
5/26(日)
第3段 ガバを5個作りました。
だんだん形が洗練されてきましたが、まだまだ手作り感満載ですね。
サンダーのヤスリは今まで#400を使っていましたが、
削る力が弱いので、ホールド作りがなかなかはかどりませんでした。
しかし、今回は荒めの#60を試しに使ってみると、面白いように削れます!
手ざわりも#400ほどツルツルすぎず、フリクションも利きそうです。
5/30(木)
滑るフットホールド4個を作成 危ない!
6/1(土)
大きめのスローパーを含め、6個作りました
6/2(日)
悪くないポケットホールドを2個作りました
ポケット、ピンチ、ラップ、スローパー、カチが少ないのでまだまだ作り続けます。
6/6(木)
ピンチ3個、小さいスローパーのようなもの1個(奥)を作りました。
今日からヤスリは#40を使い始めました。#60よりさらに面白いくらい削れます。
最後に#60を使って表面を整えました。
6/7(金)
ちゃんと仕事してんの?と言われそうですが、今日も5個作りました。
小さいスローパー4個とラップ1個(左)
家の前でホールドを作るためにサンダーで木を削っていると、
隣のおじさんに声をかけていただきました(私もおじさんですが)。
おじさん(隣) 「何作ってるの?」
おじさん(私) 「クライミング・・・え~っと、岩登りの・・・
<・・・なんたらかんたら(要領得ず(T-T))>
・・・で、家の壁にコレをつけて登る練習するんですよ」
おじさん(隣) 「夢があっていいですな~」
確かに!!幸せなことです!!
6/8(土)
今日も飽きずもせずにホールドを作りました。
自分で考えた形では単調になるので、
今回から、HRTのカタログを見て、真似て作ることにしました。
カタログからおおよその寸法を計算します(計算っていうほとではありませんが)。
それを漫画絵として木に描いていきます。
まず、ボルト穴をあけて
ジグソーでカットします。
曲線切りができるので、丸ノコではなく、ジグソーでよかった!
なんだか、もうこれでホールドが出来たような感じですね!
あとは、いつもどおりサンダーで削って出来上がり。
ちょっと普段より変わった形のものができたので良かったです。
最初からカタログを見て、真似て作ればよかったです。
これで木のホールドは50個ちょうどできました。
そろそろ作成疲れしてきたので、いったんここで終わりにしましょう!
プライベートウォール(クライミングウォール) ~購入品リスト・費用~ ― 2013/05/25
プライベートウォール(クライミングウォール) ~左側面追加工事完了~ ― 2013/05/21
プライベートウォール(クライミングウォール) ~ついに完成~ ― 2013/05/11
プライベートウォール(クライミングウォール)の作り方(自作) ― 2013/05/04
強度、耐久性、安全性・・・いろいろ不明ですが、今回作った方法をご紹介します。
これから壁を作られる方のご参考になれば幸いです。
【001】 壁の作り方の概要
【002】 骨格、コンパネの締結
【003】 ドリル、穴あけ
【004】 木材カット
【005】 木材 角取り、研磨
【006】 図面、寸法測定
【007】 保護具
【008】 予算・費用、購入品一覧
【009】 材木の購入と運搬
【010】 作業はこんな感じでした
【001】 ◆◆◆壁の作り方の概要◆◆◆
実際に使った2X4材やコンパネの枚数はもっと多いです。あくまで概要説明ということで簡略化した絵にしています。
①骨格を作る(2x4材)
これから壁を作られる方のご参考になれば幸いです。
【001】 壁の作り方の概要
【002】 骨格、コンパネの締結
【003】 ドリル、穴あけ
【004】 木材カット
【005】 木材 角取り、研磨
【006】 図面、寸法測定
【007】 保護具
【008】 予算・費用、購入品一覧
【009】 材木の購入と運搬
【010】 作業はこんな感じでした
【001】 ◆◆◆壁の作り方の概要◆◆◆
実際に使った2X4材やコンパネの枚数はもっと多いです。あくまで概要説明ということで簡略化した絵にしています。
①骨格を作る(2x4材)
②天井、縦の骨格を追加(2x4材)
③コンパネを貼り付ける骨格を追加(2x4材)
④コンパネ(15mm厚)を貼り付け
⑤さらにコンパネを貼り付けて完成
【002】 ◆◆◆骨格、コンパネの締結◆◆◆
全てM8ボルトを使いました。
借家暮らしなので将来かならず引越しが待っています。
「引越し」ということ考えると、
壁は比較的簡単に分解でき、再び組み立てができるような構造が私には理想的でした。
木材同士の締結には
コーススレッド(粗めの木ネジ)や
ボルト・ナットといった手段が考えられます。
私が思う、コーススレッドとボルトのメリット・デメリットは次の通りです。
分解しないという条件であれば、コーススレッドのほうが安く、施工が楽なので良いかと思います。
コーススレッド
メリット ①安い、②締結がゆるまない、ゆるみにくい、③(場所よるが)ボルトのときのように下穴をあけなくてよい分作業が楽、④ネジ頭が木の表面からあまり出っ張らない
デメリット ①ボルトよりコーススレッドのほうが打ち込み本数が多い、②ネジまわしを失敗すると、+の箇所が潰れたり、ネジの頭が折れて飛んでしまい、ねじ込みも、取り外しもできない場合がある(サンダーで切るしかない)、③隅のほうなど、スペース的に狭い箇所では電動ドリルが使えないので、組み立て方をあらかじめよく考えておく必要がある。④分解した後、再び組み立てるとき、同じ木ネジ穴を使うと、木ネジ穴がバカになって、締結力が弱そう(想像)
ボルト
メリット、デメリットはコーススレッドの全く逆でしょうか?
ボルト太さは、強度的にM6では不安、M10はやりすぎという感覚だったので、
M8(8mm)にしました。
(左)M8ボルトとツメ付きナット (右)コーススレッド 1本も使わず
ボルトは壁から頭が出っ張るので、外観上ちょっと良くないかもしれません。
ただ、出っ張る高さは5mm程度ですので、登るに際しての実害は無さそうです(むしろ、課題に組み込めば、フットホールドとして使えます)。
コンパネ表面には、M8ボルトが通っている位置を鉛筆で斜線を書いておきました。目的は、スクリューオンのホールドやホールドの回転止めのために木ネジを使いますが、この木ネジをM8ボルトを避けて打ち込めるようにするためです。
骨格の締結の例 その1
角は金属のアングルを使えば、強度も期待でき、シンプルな構造になりそうです。
しかし、アングルは買うとそれなりに高いので今回は2x4材で作りました。
角を締結するための角材を30個作りました。
作るのが面倒な部品でした。
金属プレートを買ったほうが良かったかもしれません(^^;)
骨格の締結の例 その2
壁の背面から見たところ
骨格の締結の例 その3
骨格の締結の例 その4
骨格の締結の例 その5
骨格の締結の例 その6-1
写真中央に、上から下に向けてボルトがあります。
このボルトの相手となる爪付きナットは、畳と接する面にあります。
爪付きナットが畳を傷つけるとよくないので、
次の写真6-2のような座グリを作り、爪付きナットが畳に当たらないようにしました。
もちろん、ボルトの長さ計算も重要です。ボルトが長すぎると、畳にグッサリ刺さります。
骨格の締結の例 その6-2
座グリ 25mm座グリ → 10mmキリ穴の順で加工します
骨格の締結の例 その6-3
座グリ部分に爪付きナットを打ち込めば、ナットが木から出っ張りません(上の写真6-2とこの写真は違う木材です)
【003】 ◆◆◆ドリル、穴あけ◆◆◆
ドリル
リョービ ドライバドリル CDD-1020
最大30N・cmで特にトルク不足は感じず
電池切れ/充電 が面倒なので、100V電源タイプにしました。
ドリルガイド
垂直に穴をあけるには必須!
カンザワ ドリルガイド K-801-2
ドリルガイドはこんな感じ
ドリル
10mm M8ボルト、M8ツメ付きナット用
12mm M10ボルト、M10ツメ付きナット用
25mm M8、M10の座グリ穴用として使いました
M10のタップ(右) ごく稀に爪付きナットのネジ山が潰れかかっているので、
タップを使ってネジの溝の切りなおしをします。Kure556を潤滑油としました。
めったに使う機会はありませんが、
いざというときのために、あると大変重宝すると思います。
(左)M10CS ・ ドリルヘクスビット
(中)M8ボルト ・ ドリルショートソケット
(右)ホールドの回転止め用のネジ ・ ビット
ホールド回転止め用のネジ
小さめのネジですが、今のところ抜けたり折れたりせずに大丈夫
【004】 ◆◆◆木材カット◆◆◆
基本的に2x4材はホームセンターで切ってもらいました(30円/カット 安い!)。
コンパネのカットはジグソーを使って自分で切りました。
直線切りが多いので、今回の用途には丸ノコが適していると思われます。
しかし、手元に、妻の嫁入り道具のジグソーがあったので、これを使うことにしました。
垂直切りはもちろん・・・
斜め切りもできます 15°、30°、45°
ホールド作成のときには、斜め切りの機能が役立ちました
【005】 ◆◆◆木材 角取り、研磨◆◆◆
コンパネの端部にはささくれがあり、手に刺さると危険です。
クライミング中はもちろん、施工中にも手で触れる可能性のある箇所は角取りや研磨をしました。
工具はサンダーを使いました(これも嫁入り道具)
コンパネの角取りは#400を使いました。十分ツルツルになりました。
いっぽう木製ホールドの作成の際は#60(または#40)が便利に思いました。
#60は2x4材がやわらかい為か、おもしろいように削れます。
(#400では削る力が弱いのでホールドの造形がはかどらない)
こいつも嫁入り道具
2x4材の切断面のバリ取り(クライミング中は手で触れない箇所)はあまり厳密にやる必要がありません。
いちいちサンダーでやるより、軽量のヤスリでごりごりするほうが楽でした
【006】 ◆◆◆図面、寸法測定◆◆◆
DIY素人の私には手描きのポンチ絵程度で寸法を決定し、
実際に木の加工を着手するようなことは全く無理です。
ですので、大変面倒ですが、
一度CADで図面を描き、自分なりに精査してから着工することにしました。
CADはjw_cad(フリーソフト)を利用させて頂きました。
一度絵にすることで、
干渉、組み立て順、部品点数、部品寸法、など全て確認・把握できるので非常に便利です。
全体構想図を描いた後に、
1つ1つの部品図を描いていきます。
結構面倒な作業ですが、設計を計画的にできるので、十分余りあるメリットがあります。
全体構想図の例
図面で寸法が決まれば、あとは図面どおりに穴を開けたり、切ったりしていきます。
ただ・・・やっかいなのは、当然なのですが、
図面どおりに木材の長さをカットできないことです。
特にホームセンターで切ってもらった2x4材は
だいたい1~2mmのズレがあり、ひどいものは50本中2本程度でわずかではありますが、5mmも違うものもありました。
ですので、2x4材は1本1本長さを測定し、図面の穴の位置をモノに合わせて修正するという、とっても根気の要る作業となりました。
木の寸法測定は、巻尺と指金(さしがね)を使いました。特にこれで不便は感じず。
頻出する寸法は治具を作って作業の簡素化をしました
こんな感じで使います
【007】 ◆◆◆保護具◆◆◆
健康第一です!!
①保護めがね
②皮手袋
③マスク
④腰痛ベルト
⑤イヤーマフ(ヘッドホン型の耳栓)
を使いました。
④腰痛ベルト
腰をかがめての作業が多いので、必須!
有るのと無いのでは体へのダメージが全然違います。
これから壁を作る方でベルトをお持ちで無い方は、
だまされたと思って、思い切って買われては!?
⑤イヤーマフ(ヘッドホン型の耳栓)
爪付きナットを打ち込む際に必須!!
ナットを打ち込むとき、想像以上の打撃音が鼓膜を襲います。
こんなしっかりしたものは高くてなかなか普通は買えないので、
100均の耳栓になるでしょうか。それでもずいぶんマシになるのではないかと思います。
妻がたまたま持っていたので、ラッキーでした。
スナイパーでもしてたのか!?
【009】 ◆◆◆材木の購入と運搬◆◆◆
コンパネ(15mm厚)は普通はホームセンターに売っていません(12mmはよくある)。
Yさんに材木屋をご紹介いただき、買うことができました。ありがとうございま~す!
スキーキャリアにロープで固定して運びました。
坂道やカーブで落ちないかとヒヤヒヤ・・・
2X4材はホームセンターでカットしてもらってもなお長い(3.6m程度あり)ので、
トラックを借りて運びました。1h無料でした。
こちらは慣れないトラックの運転でドキドキ・・・
【010】 ◆◆◆作業はこんな感じでした◆◆◆
図面ができたので、さぁ加工の開始です
ドリルで穴あけ 虫喰いみたいです
先にフレームを作ります。
そして、そのフレームにコンパネの壁を貼り付けていきます。
さらに貼り付けていきます
どんどん貼り付けていきます
貼り付け途中ですが、ホールドを取り付けて登ってみる
とりあえずの完成
壁の角度は次のとおり
右 下0°、上3°
中右 下0°、上10°
中左 下15°、上25°
左 下20°、上5°
くしゃみ、鼻水が出るので、木材からのダニ?かと思い
ダニアースレッドをしてみました。
ガバホールドが少なかったので、購入
47個セット(ボルト、爪付ナットは付属)
ホールドを取り付けてみました。カラフルになりました。
***おまけ***
ふすまを開けると・・・
ふすまを開けると・・・
壁の裏側が・・・
6畳の部屋2個が隣合わせなのですが、完全に行き来できなくなりました。
プライベートウォール(クライミングウォール) ~図面完成~ ― 2013/05/03
プライベートウォール(クライミングウォール) ~CADで図面作成から~ ― 2013/04/20
プライベートウォール(クライミングウォール) ~構想(妄想?)から現実への道~ ― 2013/03/02
家に壁を作れないかな・・・と考え中。
6畳の部屋の寸法を測定してみると
床~天井までの高さ 2440mm
幅 3810mm
と、十分な広さです。
コンパネ(900x1800mm)を横長方向にし、
幅方向に2枚 x 高さ方向に3枚(計6枚)を
少し前傾させる感じで天井高さ以内に収めるといったところでしょうか。
紙に書いているだけではイマイチイメージが沸かないので
100均でプラダンと発泡スチロールを買ってきて
模型を作ることで構想(=妄想)の補助をしてみました。
プラダンを90x180mmでカット。10分の1模型です。
骨組みの発泡スチロールの寸法は適当です。
6畳の部屋の寸法を測定してみると
床~天井までの高さ 2440mm
幅 3810mm
と、十分な広さです。
コンパネ(900x1800mm)を横長方向にし、
幅方向に2枚 x 高さ方向に3枚(計6枚)を
少し前傾させる感じで天井高さ以内に収めるといったところでしょうか。
紙に書いているだけではイマイチイメージが沸かないので
100均でプラダンと発泡スチロールを買ってきて
模型を作ることで構想(=妄想)の補助をしてみました。
プラダンを90x180mmでカット。10分の1模型です。
骨組みの発泡スチロールの寸法は適当です。
こりゃ~上のほうにぶら下がったら倒れる → 下敷き → 死亡??
倒れないようにするためには部屋全体に箱状に骨組みを作らないといけません。
また、骨組みをもっと足さないと強度が足りそうにありません。
まだまだ先は長いですな~。
とりあえずは・・・壁を作るより先に部屋の片付けかな?
とりあえずは・・・壁を作るより先に部屋の片付けかな?
最近のコメント